無人タクシーについて考えてみた

本日の日経新聞を読んでの考察
 
DeNAの狙いを深堀り
 
STPから紐解いてみる
 
STPとは、Segmentation(市場細分化)、Targeting(標的市場の決定)、Positioning(自社の立ち位置の明確化)分析の3つの頭文字をとったものです。
 
 
どんなサービスなのかを改めて考えて見る。
 
スマホでタクシーを呼ぶ、迎えに来てくれる、目的地まで運んでくれる
無人タクシー」
 
VISION:
ロボットタクシーは、過疎化や高齢化の進む地域のお年寄りや子ども、障がいのある方、
または海外観光客など移動に不便を感じられている方々にとっての新たな交通手段として、
日本の地方創生や都市の国際競争力に貢献します。
 
 
「誰にサービスを売るのか?」
 
セグメント
 
人口:100万人以上、100万人以下、人口密度高い、人口密度低い
地域:都市部、地方 
移動手段:電車、車、タクシー
ライフスタイル:買い物、病院、観光、遊びに行く、仕事
 
国土交通省の調査:
公共交通に関する満足度 公共交通に関する満足度を見ると、三大都市圏においては「満足」「ほぼ満足」とする割 合が多い一方で、過疎地では、「不満」とする割合が約半数を占め、公共交通の満足度に おける地域差は大きなものとなっています。
地方における公共交通の課題
病院への移動困難さ
→社会問題
 
 
ターゲット
・病院や介護施設に行く際に足がない高齢者「地方」
 
・ローカルバスやタクシーなどがあまり通っていない地域「地方」背景:過疎化によるタクシー運転者の減少
 
・海外からの観光者「都市」 背景:オリンピックがある。観光客の増加
認知施策
 
 
競合:配車アプリなどは競合にならない
競合はどちらかというと移動サービス産業!
 
さらにどちらかというと競合性が少ない地域が狙い目!
 
 
強み:無人運転車の技術
DeNAのユーザーデータ分析力、webサービスの豊富な情報力で車内で楽しめる
 
 
ここまでで分かったこと
社会課題解決事業×圧倒的な先行優位を掴む!
競合をいない地域をターゲットにサービスを投入
強み:価格や車内のサービスの質など
 
課題:
スマホを使って呼ぶ→スマホを使わないと呼ぶ手段がない
高齢者はどう呼び込むのか?
 
福祉施設で働く職員や家族、その地域に住む若い人の連携
 
高齢者スマホとコラボ?
過疎地域に新しい移動手段として次々とサービスが生まれてくると思う。今後はどのように高齢者と連携していくのか、紐解いてみる。